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漢方薬局 翔貴の風邪(かぜ)
風邪(かぜ)は主にウイルス感染によって引き起こされます。
咳嗽(がいそう)・咽頭痛・鼻汁・鼻閉などの局所症状及び発熱・倦怠感・頭痛などの全身症状があらわれます。風邪(カゼ)は単一の疾患ではなく、医学的には“かぜ症候群”として急性咽頭炎・咽頭結膜炎・マイコプラズマ肺炎・インフルエンザ等の総称です。“かぜ症候群”の80〜90%がウイルス感染で、10〜20%がマイコプラズマ、クラミジア、細菌感染によります。このことからほとんどの風邪(かぜ)には抗生物質が効きません。
病院での治療は、主に対処療法になります。

◆漢方の考え方
漢方では、風邪(かぜ)は外界から病邪(寒邪、熱邪などに六淫やウイルス、細菌等)が侵入すると引き起こされます。皮膚、呼吸器系、消化器系などの機能異常がおこり、季節、気候、環境、体質、飲食などさまざまな要素がからみ多彩な病態がみられます。漢方では、そのさまざまな症状に合わせて薬を選択して体に無駄な負担を与えずに症状をく軽減していきます。

風邪のひきはじめに使う漢方薬
 □青い風邪
寒けが強い。
カゼのひきはじめで、ガタガタとふるえ、寒けがして、鳥肌、頭痛、肩のこり、関節や腰の痛みなどの症状を伴うタイプ。
昔から「卵酒を飲んで汗をかくと治る」といわれている症状。

代表的な漢方薬
葛根湯(かっこんとう)・桂枝湯(けいしとう)・麻黄湯(まおうとう)

アドバイス
青い風邪タイプは、お薬を服用した後に布団をかぶる、熱いうどんやお粥を食べて、しっとりと汗をかくようにするのがコツ。

 □赤い風邪
のどが痛い・熱っぽい。
カゼのひきはじめで喉の痛み、熱っぽい、口が渇く、軽い寒けなどの症状を伴うタイプ。ポイントは、熱症状がある。

代表的な漢方薬
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)・銀翹散(ぎんぎょうさん)・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

アドバイス
「カゼのひきはじめには葛根湯」とよく言われますが赤い風邪タイプに用いますと(特に暑い季節に)症状を悪化させることもあります。そんな時には赤い風邪の風邪薬!


 □黄色い風邪
カゼのひきはじめで、ムカムカする・体がだるい・下痢などのお腹の症状を伴うタイプ。

代表的な漢方薬
かっ香正気散(かっこうしょうきさん)・勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)

アドバイス
カゼのひきはじめの下痢症状に下痢止めを使用するとカゼの菌が胃腸に留まり、カゼを長引かす原因になります。

漢方をうまく効かせるには「あれっ!ヤバイかな?」と思ったらすぐに服用するのがコツ!早ければ早いほどよく効きます。これら3種類の漢方薬は常備薬として備えていただくことをおすすめしております。どれを服用したらいいのか分らないときはお電話ください。

長びく風邪
風邪(カゼ)をひきやすい人やひくとなかなか治らない人がおられます。漢方では“気虚感冒”といい、病邪と戦う元気が足りないことにより、すぐに風邪をひき、ひいてしまうとなかなかやっつけられない。そんな方は体質から改善することが大切です。漢方でいい効果が期待できます。また、漢方の風邪薬には眠くなる成分が入っていませんので運転する方や受験生にも安心してお飲みいただけます。

◆風邪の予防に
中国ではカゼの流行しそうな時期に、板藍根(ばんらんこん)の煎じ液を飲んだり、うがいや手洗いに使います。
板藍根(ばんらんこん)はアブラナ科の植物(ホソバタイセイ)の根です。抗菌作用、抗ウイルス作用、清熱解毒作用に優れた生薬です。板藍根を飲みやすいエキス顆粒にしたものや板藍根のど飴もあります。〜うがい!手洗い!板藍茶!〜を合い言葉にカゼをひかない体づくりをめざしましょう。

◆風邪に対する生活上の注意
現代の医学では、根本的な風邪薬がありませんので、自然に備わった感染防御システムをいかに上手く働かせるか、が大切になります。
・十分な栄養と睡眠をとる。
・帰宅時、トイレの後に、手洗いをする。
・マスクの着用。

風邪(かぜ)にもいろいろなタイプがあり、そのタイプに合わせて漢方薬を選ばないとよりよい効果が期待できないことがありますのでご注意ください。

1日分のご予算:250円〜700円程度

漢方のことなら神戸市中央区元町の漢方薬局翔貴までお気軽にご相談ください。

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